2025年10月8日付の鉄鋼新聞に、当社に関する記事 「初秋の集いに60人参集/新設備導入や工場のJIS認証取得祝う」が掲載されました。
【鉄鋼新聞より引用】
英慎製作所 初秋の集いに60人が参集
伸線機2機増設、特殊鋼対応の直線切断機2機増設、併せてJIS認証取得工場を祝う
線材・磨棒鋼加工の英慎製作所(本社・燕市、社長・伊藤慎太郎氏)は11日、三条市のピアザデッレグラツィエで初秋の集いを開催した。 例年社員と懇親を深める目的で開催しており、今年は8月に実施した新設備導入(伸線機2機の増設、特殊鋼向け直線切断機2機の増設)の報告を兼ねて設備メーカー、協力会社、社員など約60人が参加した。
冒頭の挨拶で伊藤社長は「先月20日で57期を終えた。着実に事業計画を遂行し、技能継承における重点施策であるリスクマネジメントや人員体制の見直し等を遂行することができた。 新潟地区における線材製品のリーディングカンパニーとしてさらなる成長できた。ひとえにお取引先、協力工場に感謝する。 JIS認証工場の取得も重なり、品質の信頼性で差別化を図り、新たな需要創出に向かっていきたい」と挨拶した。
続いて伸線設備を納入した宮崎機械システムの金田康夫部長が「生産性、品質、作業性向上、多品種製造を網羅する設備。 高炉、電炉含めた線材は頼みの綱である自動車関連が伸び悩む。建設業は人材不足等で影響がある。今後も設備提案を行っていきたい」と語った。 その後、高島高速度直線製作所の鈴木恒之工場長が乾杯の杯を上げた。
懇親の後、設備導入の様子がスライドで上映され、伊藤慎市英慎製作所相談役が中締めを行った。
導入した設備は宮崎機械システム製ベンダー式伸線機2機で、ベンディングローラーで巻き取り荷姿のコイル径を任意で設定することが可能だ。 鉄線だけでなく、ステンレス鋼線の加工にも取り組む。 生産ラインの増設による、需要変動するバックアップライン、負荷変動に柔軟に対応するランニングチェンジ等、生産現場の対応力が向上する。
4月下旬にはJIS認証取得工場となり、品質向上が期待される。 コンサルの指導のもと、社員が資料準備に奮闘したという。
その他にも現有設備のライン改善、事務処理システムの効率化、工場内へ遮熱シートの施工で職場環境の改善にも配慮している。 年に一度は社員表彰を行う。「社員のやる気とバイタリティが弊社の自慢」と伊藤社長。



